1. イントネーションの構造

O'Connor and Arnold (1973)はイントネーションのグループを4つのパートに分けた。 イントネーションフレーズ(IP)を構成するもの↓

• Pre-head(前頭部) - 最初に来る強勢のない音節群。
• Head(頭部) - 最初の強勢がある音節から核の直前まで。
• Nucleus(核) - IPの最後の強勢のある音節、最も重要な要素。（ここのピッチを変えるとニュアンスが変わってくる）
• Tail(後部) - 核の後に続く強制のない音節。

(Pre-head) (Head) Nucleus (Tail)

*イントネーションフレーズ…発話の中で1つのまとまりとして感じられる部分で、 通常、文の節や句に対応する。

"When I arrived, she was already gone."

→IPは二つ。

1-2. NucleusとHead

Milk. Give me milk. They told you to give me milk.

1-3. Pre-head

in a hour

“second”は強調された音節なのでNucleus。

Pre-headは全てが無強勢でかつ強勢がくる音節の前にくるもの。この場合の”in a”。

in less than an hour

間にHeadが挟まるver.

1-4. Tail

Put it in.